公益社団法人 全日本墓園協会(AJCA)

墓地等に関する受託業務のご案内

墓地に関する各種の調査研究をご検討なされます際には、長年にわたる十分な経験の蓄積のある当協会をご活用下さい。

受託業務の主な内容

●墓地、納骨堂の現況調査
●墓地の各種条例及び使用規程の調査研究
●墓地の経営許可基準の調査研究と策定
●墓地の管理運営事務指導
●墓所の需要予測
●墓所の募集業務指導
●納骨堂、葬祭場の設置と運営に関する指導
●各種アンケート調査
●その他、墓地に関する調査研究

最近の主な受託業務・指導相談等、業務実績一覧

1.横須賀市営公園墓地内未活用施設有効利用調査業務委託(令和4~5年)(神奈川県横須賀市)
横須賀市営公園墓地では、施設内で無縁墓石となってしまった墳墓に埋蔵された遺骨を 処理するための無縁施設が未活用であるため、今後の活用方法等について調査検討を行った。令和5年には市民意識アンケート調査を行い、平成23年時における調査結果との比較を行い分析し、知見をとりまとめた。
2.相模原市営霊園設備調査に関する市民意識調査等業務委託(令和4~5年)(神奈川県相模原市)
相模原市では、平成14年度に策定した「霊園整備計画基本構想」(以下「基本構想」という)にて市民ニーズの把握や墓前需要見込みの推計を行い墓所等の方針を定めた。その計画期間である平成27年度から令和11年度の中間である、令和5年度に墓地需要の変化等を把握の上、計画を改定する。
平成25年度の「相模原市営霊園整備調査」において調査された墓地需要の結果と令和4年度の市民意識アンケート調査の比較検討を行い、墓地需要の変化等を予測し、提案を行った。
3.秋田市墓地に関する市民意識調査および需要予測等業務委託(令和3年)(秋田県秋田市)
秋田市における長期的な視点に立った、墓地等に関する整備計画策定するために、無作為に抽出した市民1,000人にアンケートを実施。墓地等に関する意識調査及び、墓地需要予測を行った。その結果を他市の調査実績・意識調査とも比較し検討し、提案を行い、留意すべき点についてなどを取りまとめた。
4.四日市市民墓所需要調査業務(令和3年)(三重県四日市市)
四日市市市民が墓地に求める傾向を把握し、市営墓地(施設)の需要と、その求められる「形態」について、具体的な数を推計し、今後の市における墓地などのあり方について、基礎資料を得ることを目的とする。具体的には、無作為に抽出した市民2,000人を対象に意識調査を行い、過去の調査との比較等をから、市における墓地運営のあり方について知見を導き出し、建設すべき墓所(施設)及び規模等について、デザインも含めた提案を行った。
5.呉市合葬式墓地整備基本計画策定業務(令和2年)(広島県呉市)
呉市では、今後の市営墓地の適正な管理運営を図るため、「①承継者不要でも不安なく利用可能な[施設]」「②従来からの墓所を区画割りした墓地(墳墓)より、省スペースかつ安価な使用料で提供可能な[施設]」、「③市営墓地の無縁遺骨などの改葬先としても検討することが出来る[施設]」といった点が課題となっている。市では、これら条件を満足させるのは「合葬式墓地」であるという「指針」を策定、これ踏まえ、早期の整備をすすめるため、より具体的な基本計画を策定した。
6.那須塩原市市有墓地施設整備計画策定調査支援業務(令和元年)(栃木県那須塩原市)
社会情勢の変化などにより、葬法の形態が多様化していることから、市民が墓地に求める傾向について把握するとともに、今後の市営墓地の需要と求められる形態について具体的な数を推計し、今後の市における墓地などのあり方についてを検討するための基礎資料として活用する目的で本調査を実施した。これらを踏まえて那須塩原市の運営のあり方並びに建設すべき墓所の種類及び規模等の提言を行い、一定の知見を導き出した。
○公開ページへのアクセス↓↓↓
【墓地に関する市民アンケート調査結果】
7.伊東市市民墓所需要調査業務(令和元年)(静岡県伊東市)
伊東市民が墓地に求める傾向を把握するとともに、市営墓地の需要と、その求められる「形態」について、具体的な数も推計。わけても、都市計画施設としての、市の天城霊園についての今後などについて、これらを検討するための基礎資料を得ることを目的とする。具体的には一般市民、天城霊園使用者である市民、各々の意識調査を行い、比較するなどして各々を詳しく分析し、上記の作業を行い、今後の市における墓地などのあり方についての知見を得た。
○公開ページへのアクセス↓↓↓
【伊東市市民墓所需要調査報告書】
8.前橋市 新たな墓地計画(平成30年)(前橋市)
前橋市営嶺公園墓地内に新たな施設として「樹林墓地」の検討、実現の可能性、そのための課題について省察する。また、嶺公園墓地自体についても、新たな普通墓所区画に関する検討、返還、あるいは無縁墳墓として整備するなどについて、提言を行った。
9.各務原市 墓地需要予測調査等業務 (平成29年)
本市では、「モニュメント型」の合葬墓を市営墓地内に整備する事業を推進するにあたり以下の点について留意した。
1)遺骨の所有権は、市へ帰属することを、条例で取り決める。
2)遺骨の受領事務のため管理室を設け、その事務は、専任職員を配置せず、「瞑想の森 市営斎場」の職員が対応する。
3)有骨分と墓じまい分の申し込みは抽選をせず、すべて受け入れとする。生前の申し込みは抽選とする。
10.廿日市市における樹木葬及び合葬式墓地に関する実施計画 (平成29年) (広島県廿日市市)
本実施計画では「新墓地の目的と方針」をとりまとめた上で「墓地需要と墓地形式のニーズに関する分析」を行い、新たな在り方の“墓地”に対するニーズについて詳しい検討を加えた。そうした「新しい墓地」の計画立案に関して、求められる運用上の課題を抽出し、「墓地の管理と運営」として検討を加えた。最後にこれまで行ってきた検討の成果、集大成を結実させたものとして、「新形式の墓地の提案」を詳細な図面やパース、あるいは施設周辺の植栽等なども含めた、具体的な計画を策定した。

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当協会「墓地問題意見交換会」資料

永代供養墓(施設)を巡る諸問題/平成16年
墓地が災害に罹災した時/平成16年
公益法人制度の抜本的改革について/平成15年
管理料滞納への対応と無縁改葬に併う諸問題 ・無縁改葬公告の実態調査/平成13年

当協会「厚生科学研究」等一覧

「厚生科学研究」一覧
[1]
「墓地使用契約に関するガイドラインの研究」浦川道太郎/A4版/30頁/平成9年
[2]
「諸外国における埋葬等に関する法規制の比較研究」藤井正雄/A5版/98頁/平成7年
[3]
「墓地をめぐる環境の変化に対応した新しい霊園形態に関する研究」藤井正雄
[4]
「墓地の経営主体に係わる許可基準の策定に関する研究」三浦英夫
[5]
「墓地使用権の法的性格に関する研究」田山輝
[6]
「墓地経営における経理基準」新井清光
[7]
「墓地需要の算定方式の開発に関する研究」森岡清美
[8]
「墓地の設置及び管理に係わる基準の策定に関する研究」佐藤昌
 ●
「欧州墓地視察報告書」(社)全日本墓園協会編/A4版/64頁
 ●
「米国墓地視察報告書」(社)全日本墓園協会編/A4版/30頁

協会「厚生科学研究」

参考図書

 ●
実例に学ぶQ&A 墓地・火葬場の管理と運営
 ●
問題解決!実例に学ぶ墓園の計画・運営等の法律実務
 ●
Q&A墓園・斎場管理・運営の実務
 ●
厚生労働省「地域における墓地埋葬行政をめぐる課題と地域と調和した対応に関する研究 報告書」平成26年3月
 ●
厚生省「墓地経営・管理指針等作成検討会について」平成12年
 ●
厚生省「墓地経営・管理の指針等について(生衛発第1764号)」平成12年
 ●
厚生省「これからの墓地等の在り方を考える懇談会」平成10年

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